皆さま、こんにちは。Engineer Travellerです。
先ほどANAのHPを見てたら、2019年の航空輸送計画などなどを
発表されていましたので、ちょっと確認してみました。
新規路線に関しては、すでにダイヤなども発表されていたオーストラリア・パースに
加えて、インド南部の都市チェンナイが追加されました。
ロシアに関してはお預けになっていますが、来年度の後半と若干遅めになるのでしょうか?
チェンナイに関しては、やはり物流拠点であることを就航の理由に挙げています。
南部で日系企業がある都市というと、ハイデラバードやバンガロールといった都市も
あげられるのですが、やはり輸出入の拠点になるとチェンナイになりますので、
ビジネス的にはこちらがプラスと判断されたようです。
こうしてみるとANAが同一国で3か所以上就航している国とみると・・・・
アメリカ
ドイツ
中国
の3か国しかないです。アメリカ・ドイツ政治的・経済的結びつきが強いですし、
中国はある程度近距離なので乗り継ぎ回数を減らして利用者を増やすために、
小型機で就航するという戦略も取れなくはないですが、アジアの中距離圏で
就航都市を増やすということは、それだけインドー日本間の渡航需要と、
日本を通過して北米にいく需要が多い証拠のようです。
経済面でのつながりもだいぶ大きくなっていて、日本の円借款も多くなってきており
特にインフラの鉄道や道路に関して結構な支援をしております。
パット思い浮かぶのが
安倍首相も起工式に出席した、インド高速鉄道の供与。
新首相が来日されたときには、兵庫県の川崎重工業を訪問し、E5系新幹線を
見学されていました。
また、急激な近代化に車需要が旺盛になったせいか渋滞が多発しており
北京以上の空気が悪い都市として有名になったデリーですが、そこの地下鉄に
対しても多くの援助をしております。
開業した地下鉄の総距離は今や東京を抜き、ニューヨークを抜かす勢いです。
これらの地下鉄の建設は当然ながら、車両の製造・信号機などにも多くの日本企業が
かかわっております。
バイクと言えば、HEROホンダ というホンダの合弁会社でした。
(現在はHEROとホンダに分かれて2輪事業をしています。)
余談ですが、結構東南アジア圏に行くと、三菱ランサーも有名だったりします。
だいぶ脱線してしまいましたが、個人的にインドに行く機会が多いので、今回の
チェンナイ就航は楽しみです。マイレージ的には
ムンバイ>デリー≒チェンナイ
と思いますし、e-VISAがあるとは言え入国にはVISAが必要ですので、
がっつりANA修行をされる方には、あまり・・・・という就航地だとは思います。
ですが、ネットワークが増えることは非常に楽しみですので、開設日・ダイヤの
発表をこころ待ちにしましょう。
そのほか国内線のSuperValueの案内が出ているようなので、追って値段とか
チェックしたいと思います。
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