皆さま、こんばんわ!Engineer Travellerです。
先日日経新聞にこんなニュースが出ていました。
オーストラリアのパースも今年就航の予定ですから、今年は積極的に海外路線に
打って出るのでしょうか?2018年は新規就航路線はあまりなかった印象が
ありますので。
さて、チェンナイとはどんな都市でしょうか?
チェンナイは人口で行くと、デリー・ムンバイ・コルカタに次ぐ第4のインドの都市で
インド南部のベンガル湾(インド東側)の都市になります。
ちょっとおじさん世代には、”チェンナイ”というよりも、”マドラス”と言ったほうが
なじみがあるかもしれません。 (マドラスはイギリス植民地時代の地名)
海沿い都市であるので、物流の拠点にもなっており、日本からインドに船で送付した
場合はチェンナイ港から陸揚げされるケースが多くなっています。
そのため、海運・物流会社が集まっており、さらには日本からの部品供給も考えて
自動車・空調をはじめとする日系企業が集まっている有数の都市になっています。
また、インドで製造した各種製品を東南アジア諸国に輸出するインド経済の重要拠点に
なっています。
一方で、これまで日本からインド南部に行こうとすると
①成田空港 ⇒(ANA)⇒ ムンバイ (1~2時間乗り継ぎ) ⇒チェンナイなど
②日本各地 ⇒(バンコク・シンガポール・香港) ⇒ チェンナイなど
③成田空港 ⇒(JAL)⇒ デリー (1~2時間) ⇒ チェンナイなど
概ねこの3通りになっていました。
①に関してはムンバイからの乗継便のタイミングが合わないと、その日のうちに
目的地に行けない可能性が高い。
②に関しては、バンコク・シンガポール・香港の乗継が合わない(長いと4時間とか)
③はデリーから南インドに行こうとすると2時間~3時間くらいかかるので、やはり
タイミング次第で乗り継げない可能性がある。
日本各地から一日で行こうとするならば、多くの人(地方都市ほど)②の方法が
一般的になっていました。
これがダイレクトにチェンナイまで行けるようになっていくのであれば、非常に
便利になりますね。
<予想されるダイヤは?>
これが非常に悩ましいです。日本人がインドに行こうとすると、基本的に朝出発して
夕方着というのが好ましいのです。こうすれば、チェンナイからさらに南インドの
各地(バンガロールやハイデラバードといった、インド第5,6の都市)に乗り継げます。
一方で、最近のANAは日本人よりも、東南アジア諸国ー北米間の乗継需要を重視して
いますので、これを考えるのであれば、成田の夕方に間に合わせるのがいいでしょう。
実際にデリー~成田便に乗ると半分以上がインド人やアメリカ人っていうことが
よくある話です。
搭乗率を稼ごうとしたら、やはり後者でしょうから、
成田:17~18時 ⇒ チェンナイ 深夜0時前後
チェンナイ:深夜1時前後 ⇒ 成田:13時前後
と、デリー便に準拠した時間ではないでしょうか?
公式発表が待たれますね。
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