皆さま、こんにちわ!Engineer Travellerです。
という記事を上げましたが、JALのプレスリリースでは・・・・
インド・ベンガルール への就航と 成田ーサンフランシスコの就航が発表されました。サンフランシスコの就航がないのが意外だったのですが、10年ほど前に羽田に移管されてから成田からは出ていなかったんですね。
さて、もう一方のベンガルール。そしてANAの方では10月末に南部チェンナイに就航を開始しました。どんなところなのか?
以前も書きましたが、ちょっとだけ解説したいと思います。
インド南部への就航ラッシュ
先手を打ったANAは南部の海沿い都市チェンナイへ
さて、10月27日のウィンターダイヤからANAがインド3都市目になる南部の都市チェンナイに就航しました。週3日だけですが、南インドへの直行便初就航ということで、大きくPRしているようです。
チェンナイというとあまりなじみのないインドの都市ですが、東寄りの港湾都市ということで、日本や東南アジア各地から部品を集めて製品を作り、インド国内やアジア各地に輸送するという物流拠点になっていることから、日系企業も多く集まっていて今回の就航になったのかな?と思います。
ダイヤとかを見ると……
日本は朝発、インドは夜発ということで、デリー便よりもムンバイに近いダイヤになっています。
就航日が週三日だけというのが玉に瑕で、この路線は明らかにビジネス需要をメインなので、毎日就航が望まれますが路線開設初期のムンバイ路線のようにまずは需要の見極め・開拓を行っていくのかな? という感じに考えています。
夏ダイヤあたりから毎日就航してくれるとありがたいです。
半年遅れてのJALはベンガルールへ
そしてJALは2020年夏ダイヤでベンガルール(バンガロール)就航を目指すことをアナウンスしていましたが、実際の就航日が発表されました。
就航日は3月29日で夏ダイヤの最初のうちに就航することを宣言しました。ANAのチェンナイ就航もあり極力早く就航したいという思いの表れかな?と思います。
ダイヤを見ると、チェンナイと異なって毎日就航とアグレッシブに行きました。加えて、時間帯もJALデリー便とは異なり、日本夕方発、インドは深夜発というANAのデリー便と似た時間になっています。
現状だけで見たら、ANAよりもJALの方が南インドの需要を取り込めそうですね。これからどう南インドで戦っていくのが気になります。
JALとANAのターゲットは??
インドー北米需要をターゲットにするJAL
さて、JALはインドのベンガルールをターゲットにしたのでしょうか?インド第5の都市なのですが、海沿い都市でもないので物流拠点ではありません。
実は、このベンガルールの別名は
インドのシリコンバレー
で、ソフトウェア産業が集積しています。実際GoogleやMicrosft、Oracleなどソフトウェア関連の事務所があちこちにあります。
さらにインドの地球の真裏はアメリカということで、アメリカで日中にやったソフトの制作を引きついで、アメリカの夜間(インドの日中)で制作を続けるという疑似2交代制を実施できるのが強みです。人やモノが移動しなくても製作できるソフトウェア産業の強みを十分に生かしています。
加えて今回のJALの発表では、羽田に移行していたサンフランシスコ便を成田からも就航させることを発表しました。
サンフランシスコと言えば、シリコンバレーがある地域に近いですので、インドのシリコンバレーとつなげることで、
実際の人の移動需要を取り込んでいこう!
という意思が現れています。
そのほかこの時間帯の成田空港での乗継を見ると……
インド⇒北米
北米⇒インド
きれいに2~3時間で乗り継げるようになっているので、インドー北米を移動需要をベンガルール便はとりこめるのではないかな?と思います。
※ANAのデリー便を乗ると分かりますが、半分以上が北米に乗り継ぐインド人だったりします。
一方日本国内需要を取り込もうとするANA
ANAの就航時間はムンバイ線に近い日本朝発のダイヤ。この時間帯での東京乗継を見てみると……
インド⇒北米
北米⇒インド
インドから北米に乗り継げるのはワシントンDCとヒューストンのみ。羽田を入れてニューヨークとシカゴにギリギリ乗り継げる時間になっています。
逆に北米からインドに乗り継げるのは羽田に到着するロサンゼルス便のみ。中米になりますが、メキシコシティがかろうじて成田で乗り継げます。
この傾向を見ても、ANAの狙いは北米ーインド間の需要を狙っているわけでなく、日本ーインド間のビジネス需要を取り込もうとしているのが見えてきました。
それを考えると、早期の毎日就航化が望まれます。
修行路線としてみるインド路線
ANA・JAL既存インド線は・・・
ANAのJALに関してはデリー便やムンバイ便で修行に使えるかチェックしていますので、確認してみてください。
JALのベンガルール便もデリー便と同じレベルで設定されるでしょうから、現地発券の沖縄・那覇行きなどを加えれば10円/ポイントを切るので修行にも使えるかな?と思います。
あとは、ベンガルール便は就航記念で安い運賃がでるでしょうからこれが修行に使えるかどうかにかかっていると思います。
2020年のインド路線
羽田ーインド路線はどうなる?
さて、これまで発表済みのインド路線を語ってきましたが、未発表で大きなニュースになるであろう羽田ーインド路線があります。
羽田の発着枠拡大に合わせて、インド路線向けの発着枠がANA・JALともに0.5枠づつ配分されることになりました。0.5枠=発着のいずれかが深夜・早朝時間帯になるということのようですので、ダイヤの設定には苦労しそうです。
ANAの予想ダイヤは???
現在、ANAのインド便は3便、デリー・ムンバイ・チェンナイですが、北米乗継需要の多いデリー便は比較的予約が取りにくくなっているので、ここを1日2便化しないかな?と思っています。(というか望んでいます。)
そのほかの都市に就航するのもありますが、東部の都市コルカタ/南部の都市ハイデラバードなどもありますが、そこまで需要が多くないと思っています。ハイデラバードであればチェンナイもすぐいけます。
一方で、JALの朝発デリー便との競合を避ける意味合いもありそうですから・・・
ということから、ANAの就航はデリーで
時間は 羽田 0時出発 ~ デリー6時頃着
デリー 10時出発 ~ 日本19時頃到着
ではないか?と勝手に予想しておきます。ただ、デリー朝着は冬に霧が発生しやすいので遅れやすいので、日本出発を冬ダイヤは3時くらいに遅くするチャレンジングなダイヤにするかもしれません。
JALの予想ダイヤは???
JALに関しては、ベンガルール便の設定時間から考えて北米移動の需要を捉えていきたいのではないか?と思っていますので、現在の成田ーデリー路線を夕方前後の発着に移動したうえで、羽田ーデリー線にも就航するのではないでしょうか?
なのでJALの就航地はデリーで
時間は 羽田 11時出発 ~ デリー17時頃着
デリー 18時出発 ~ 日本6時頃到着
成田は時間変更して
時間は 成田 17時出発 ~ デリー0時頃着
デリー 2時出発 ~ 日本14時頃到着
※素人の考えと個人的な希望ですので、外れたら笑ってください。
ついでにインド側は羽田1枠ありますが、成田ーデリー便をエアインディアがそのまま持ってくるんではないかなぁ・・・・と思っています。
まとめ
ANAもJALもインドを重要視しているようですので、今後の南インドの戦いが楽しみです。現状ではJALが優勢ですが、ANAも毎日就航したらどうなるか?気になります。
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