こんにちわ!Engineer Travellerです。
1月後半から中国で新型コロナウィルスによる肺炎が猛威を振るっていますね。日本でも感染者が拡大していて、感染者防止のためのイベント中止も相次いでいます。経済への影響も図りしれないですが、全世界に波及しないことを願います。
先日、ANA/JALの日本ー中国本土路線が大幅に運休されていることをまとめました。
しかし、先週にもさらに拡大したりしているようなのでまとめられた範囲で状況をまとめてみました。
ANA・JALの中国路線の減便
団体旅行禁止や入国制限の関係から、中国路線の需要は大幅減になっているようで、
ANAでは前年比50%減
JALは1月末で25%の予約キャンセルが発生
しているようで、空席ばかりの状態で運行したら赤字の方がはるかに大きくなるということで、ANA・JALが相次いで減便を発表しました。
ANAの減便状況(2/20現在)
まずANAの状況です。前回の記事で2/4と 2/6の二回にわたって減便計画が発表されました。その後、2/13, 2/20と2回にわたって追加減便が発表されました。
まずは需要がありそうな羽田ー上海(虹橋)路線でさえも2月20日から運休に。また、青島・大連も2月20日から同じく週4便に減便。
杭州についても残っていた、関空便が2月一杯は週4便、3月は運休という形に変更になっています。
これによって、半減だった中国路線がさらに減って82便と当初予定の4割という大幅減便になっています。
今のところANAの直行便で行ける都市は、北京・上海(浦東)・大連・青島・厦門・広州・香港の7都市になっています。(以前は12都市)
デイリーに飛んでいるのは北京・上海(浦東)・広州・香港になっています。
現状では中国本土以外での運休は香港だけのようですが、今後どのようになっていくのか気になっています。東南アジア路線は羽田の国際線拡張によって毎日運航じゃなくなる路線もあるので、そこまで耐えていくのかもしれません。
JALの減便状況(2/19現在)
JAL中国本土路線の状況
ANAと比べて中国路線の少ないJALですが、こちらもさらに大幅減便をしています。
2/7と18に運休が追加発表されています。デイリーで行ける都市は北京・上海(浦東・虹橋)の2都市3空港のみで、それ以外は週2~4回の運航のみになっています。
これによって、3月は週33便まで減ってしまい、当初運航予定の週98便からほぼ1/3になっています。
その他東アジア路線も。。。
JALについてはさらに踏み込んだ減便をしています。韓国・台湾・香港の路線についても需要減に伴って減便を行うことを18日に発表しています。
ソウル(金浦)と釜山路線について3月から毎日1便を減便。また、成田・羽田~香港路線や関空~台北(桃園)路線も減便になり、約1/3が減便される方向になっています。
ANAよりも一歩踏み込む形になっていますが、さらに東南アジア路線にも影響が及ばないか心配です。
その他エアラインは
ちょっと気になったので、そのほかの航空会社はどのように変わっているのが気になって調べてみました。
AirChinaの場合
スターアライアンスの中国国際航空を調べてみたところ、当初の予定では207便運航予定されていたのが、2月段階では約2割の運航本数になっていましたので、本当に大幅減便になっていました。
3月は4割の運航本数に回復予定ですが、本当に予定通りになるのか気になるところです。
Peachの国際線の場合
LCCはどうかな???と思ってみましたが、採算が取れないとなったらすぐ運休などを入れる傾向もあるのでしょうが、中国系の路線はほぼ2割の運航状況になっていました。
また、ソウルや釜山などは大丈夫なようですが、韓国でも感染者が蔓延してきているようですので色々と影響が出てくるかもしれません。
まとめ
さて、ANA/JALに加えてPeachと中国国際航空の減便計画をまとめてみましたが、収益に大幅に影響が出ないか心配です。ANA/JALは中国路線がメインではないと思いますが、Peachのような短距離の路線が多いと影響が大きそうです。
EngineerTravelerも来月の連休でバンコクに行く予定にしていたのですが、今回はキャンセルしようかなぁ・・・・と思っています。
いずれにしても早くワクチンや検査薬などが開発されることを切に願います。
↓よろしければワンクリックお願いいたします
コメント
[…] ANA/JALさらに中国便減便。今飛んでいる路線は?こんにちわ!Engineer Traveller… […]