こんにちわ!Engineer Travellerです。
さて、ANA国内線の運航状況に関しては4/20分まではまとめていたのですが、ここにきてGWの運休情報も入ってきましたので、ここで一度まとめてみることにします。
以前の取りまとめ時の状態は、ここにあります。
2020年GWの予約状況は・・・・前年比わずか10%!
国内線は前年比10.9%
ANAのプレスリリースを見たら衝撃でした。外出自粛が求められているのはわかるので、相当状況が悪いのはわかっていました。
ですが、国内線のGWの予約人数は前年比わずか10.9%。 予約率にするとわずか9.8%とのこと。これは、GWの減便計画発表前ですので、大幅減便によって予約率は上がるのでしょうが、予約人数は利便性の悪化もあって、もっと減るのではないか?と思っています。
今年のGWは南米まで足を延ばそうとも思っていたのですが、自分のフライトもあえなく欠航。入国制限もあったので、もともと行く気がなかったのですが、やはり残念で仕方ないです。
国際線に至っては、前年比わずか3.9%。 こちらは、減便計画がすでに発表されていたので、予約率29.8%になっています。運航しても利益にならないフライトが多いのではないでしょうか?
どのくらいシリアスな運休状況なのか?
さて、いろいろと減便情報がでてきていて、
85%くらいの便数が削減されるとのことなのですが・・・・
実際各日でどれくらいの割合で減便しているんだろう???
という素朴な疑問が出てきました。そこで、減便計画を日々集計して路線ごとに集計したりしてみることにしました。
ANAの減便状況解析
ANAの4/24段階で発表されている運休計画を各日毎にまとめて、本来運航しているであろう本数との割合(運航率)を求めてみました。
さらに、ANAが運航する便とコードシェア便(Airdoやソラシドエア等)と分けてみるとこんな感じになります。
これらからわかることは・・・・
となっていることが分かります。
ANA運航率はほんとに厳しく、ドル箱路線のはずの
羽田ー伊丹 : 1日2往復 (本来1日15往復)
羽田ー札幌 : 1日2往復 (本来1日16~17往復)
羽田ー福岡 : 1日2往復 (本来1日18往復)
といった多くの便数を運航している路線が、大幅減便になっているようです。
減便の中心は???
運航便をいろいろとみていくと、あれこれ傾向が見て取れます。
- 各路線1日1~2便程度を確保するようにしている。
- コードシェア便が運航している場合は、一気にANA便を全便欠航にしてしまう
この便の欠航が多い傾向がわかってきました。
特に2番目の傾向が大きいように見えて、次のような路線はANA便は全便欠航にしてコードシェアにシフトしているようです。
・羽田ー釧路・函館 (AirDo運航)
・羽田ー山口宇部 (スターフライヤー運航)
・羽田ー大分・熊本・宮崎・鹿児島 (ソラシドエア)
・大阪(伊丹)ー福島・新潟・大分 (IBEXエアライン)
ただ、ANA単独運航で一日1便程度しか運航していないところでは、仕方なくゼロにしたり、隔日運航などにして極力空席を防ぐ努力もしているようです。
まとめ
さて、今回はGWの運航計画をまとめました。これを見ても航空業界の深刻さが分かったと思います。今年は夏まで全く動けないと思うので、航空会社各社はなんとか赤字を減らして持ちこたえてほしいです。
しっかし・・・・
早く快方に向かってくれ~~~~~~!!!!
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