皆さまこんばんわ! Engineer Travellerです。今上天皇即位に伴う大型連休を楽しむことができましたでしょうか??自分はTwitterでいくつか挙げていましたが、出張から帰ってそのまま、パリとロンドンに行っていました。
parisの夜景より。やはり単色ライトアップはいいですね😁 修行関係なしにエア・チャイナ旅行を楽しんでおります。
これがホントの #パリピ ?(笑) pic.twitter.com/TmzzDQoTMF
— engineer-traveler@JGC修行開始11961FOP (@engineertravel1) 2019年4月30日
この話はまたおいおい上げますが……今回の旅での失敗談をご紹介します。
海外旅行によく行く人には結構常識的な内容ですが、キャッシングでは初めてのケースでもあったので、参考にしていただければ・・・・と思います。
旅先でクレジットカードを使う!
海外でのお支払いは??
最近はLCCも関空や成田に就航して、海外旅行に行く機会がだいぶ増えてきました。一昔前だと、海外でのホテルやレストランの支払いというと、現金であったりトラベラーズチェックだったりしましたが、最近はクレジットカードを使う人がだいぶ増えてきているのではないでしょうか?
自分も、海外での支払いはほぼ9割方クレジットカードです。ポイントをためたいのもありますが、出張が多いと延長になったりしますし、それなりのホテルに行ったりしますので、10万とか20万単位になってしまうので、安全面から現金を持ち歩くわけにはいかないのです。
そういう時にはクレジットカードが非常に便利ですね!
クレジットカードの仕組み
ではあのプラスチック製のクレジットカードは、どういう仕組みでお金を払っているのでしょうか??
簡単に図で表すと・・・
- カードのデータを元に、お店はカードの代理店に代金の請求をして、立替払いをお店にしてくれます。
- 次に、カードの代理店はカードを発行した会社に費用の請求をして、また立替払いをします。
- 最後にカード会社は利用者(自分ですね)に請求して、立替金を口座から引き落として終了です。
正確じゃないところもありますが、大体こんな仕組みになっています。
海外で利用すると・・・
さて、国内であればすべて支払いが円で完結しますが、海外に行くと現地通貨で支払うことがほとんどです。この場合はどうなるか??というと。。。。
立替払いがず~~っと現地通貨で流れていって、最後カード会社が自分に請求するときに、現地通貨⇒円の換算をして自分は円で支払うことができます。カード会社も為替のリスクや外貨支払いには手間がかかるので、2~3%程度の事務手数料を為替レートに入れて請求してくるのが普通です。
支払い明細も海外通貨で書かれています。
支払通貨の選択
ですが、ここ最近現地で使うと、
Do you want to pay in Japanese Yen???
(日本円で支払いたいですか??)
と聞かれることがあります。こんな感じに……
外貨と円の換算を店舗(カード代理店の端末)でやってしまい、日本円での請求金額を確定させる方法です。図にすると
こんなイメージです。これを
Dynamic Currency Conversion(DCC)
(動的通貨変換???かな。)
といいます。 その時のレートで確定するので、いいシステムかな??と思うのですが、先ほどの売り上げ明細を見ると…
Mark Up:3.90%
と書いてあります。すなわち、為替手数料を3.9%とっているということです。多くのケースでは現地の代理店の利益を大きくするためにDCCを適用することが多く、レートはカード発行会社のレートよりも結構悪いです。
実際、このレシートの支払いをインド・ルピーで行ったところ、
1.6449円/ルピー ⇒13233円
約3%支払いが少なくて済みました。このように、DCCを使わずに極力現地通貨で払うとお得になります。
渡航先での現金調達
さて、話をショッピングからキャッシングに移しましょう! いくらクレジットカードが普及しても多少は現金がないと不安になってしまいます。 皆さんが海外で外貨を調達するときはどうしていますか??
自分は現金を持ち歩くのが嫌いなので、もっぱらキャッシングをしています。
フランスでキャッシングをしてみた
そこで、今回もユーロをキャッシングするために、ATMで200Euroを下ろそうとしたところ、こんな画面が出てきました。
最初、なんだ??JCBなのにドルに変換されているけど、仕様かな??と思って考えずに右側にいってしまいました。けど、気になって画面を撮影しておいて、後で見直したとこと、左側だと
Continue without Conversion
と書いてあります。そうです、ここで気づきました!これはUSDに変換するDCCだったんです。なぜUSDかというと、経由しているネットワークがアメリカ経由だったからなんでしょうね。
というわけで、200ユーロをドル建てで借りることになってしまいました。
ロンドンでもキャッシングをしてみた
イギリスも訪問しましたので、イギリスのポンドもキャッシングすることにしました。すると同じように……
今回は、Euroの時にこれはDCCだ!!ということが判明していたので、ポンドでもDCCの案内が出てきましたが、間違いなくポンドでのキャッシングを選ぶことができました。
計上を確認
さて、実際にどのくらいで請求が計上されたのか確認してみることにしましょう。
これが、実際の請求になります。
では、実際にどのくらいのマージンを取られたのか確認してみましょう!
ユーロのケース
€での請求は実際していないのでわかりませんが、HPからJCBカードのレートを知ることができました。これを見ていくと……
日本円に換算して、DCCを利用することで10.4%高い請求が来ていることが判明しました。$ー€レートを比較しても10.5%レートが悪くなっています。
ポンドのケース
100£借りたケースで、計上日のドルレートを換算すると、DCCを利用することで約9%高い請求が来ています。$ー£のレートを見ても見てもDCCが約10%悪くなっています。
反省!!
ショッピングでのDCCは知っていたのですが、キャッシングでもあることは知らずにユーロでは失敗してしまいました。 条件によっては10%レートが悪い結果が出ていますので、
必ずDCCは選ばず現地通貨でのキャッシングや支払いを!
心掛けるようにしましょう!
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