こんにちわ!Engineer Travellerです。
ANAもおととい発表されたようですね。座席指定の有料化などいろいろと言われているANAですが、どのくらいの増額なのかいろいろと確認してみました。
6月の以降の発券でサーチャージ増額
さて、実際どのくらい増額されるのでしょうか?
大体、50%増ということで、JALの増額と全く同じです。修行僧がよく使われるクアラルンプール線であれば、片道1500円・往復3000円増額ということで。4月で大幅に減額されたうまみが半減してしまったという感じですね。
修行への影響は?
肝心の修行に対してはどのような影響があるのでしょうか?
こちらで、4月に下がった時のPP単価を確認してみましたが、
日本出発の修行区間を考えていくと、一番効率の良かったシドニーのプレミアムエコノミーでも11.9円/PP。オセアニア路線は往復で7000円増額になりますので、PP単価は12.2円になります。依然として、PP単価10円越えの状況は続いていますので、あまりうまみがなさそうな気がします。
では海外発券のほうはどうかと言えば・・・・
サーチャージは変わらずです。燃油価格が上昇したから値上げしたというよりも、
円ドルレートが円安に振れたから増額した
という感じですね。
海外発券はサーチャージに増額なし! 海外発券修行僧は関係なさそう
ANAとJALの過去のサーチャージは?
ちょっと気になったので、過去のサーチャージ推移をグラフにしてみました。赤線がJAL,青線がANAです。
サーチャージが導入されたのは2005年1~2月ということで、そこからぐんぐん上がっていき、一時期は欧米路線で33000円のサーチャージになっていました。
一度ゼロになったものの、再び上がって2万円代。2016年にまたゼロになって上がり始めたという感じです。
燃油価格もじわじわと上がってきているようですし、ドルレートもあまり円高要素はないのでこのまま燃油サーチャージは上がる方向で動くんでしょうね。それを考えれば修行される方は、早めにお買い求めいただいた方が良さそうです。
また、ANA・JALも全く同じなのが気になります。算出方法は同じでサーチャージのテーブルが全く同じなので同じになってしまうのですが、そこは企業努力と独自性を出してほしいものです。
それよりも気になるのは、燃油サーチャージを設定したときもJALが先行発表 ⇒ ANAが発表。 サーチャージ額の発表も同じ順序。なんかANAさんJALの発表待っていないですよね??
まとめ
JALもANAも同額に増額ですので、日本出発の修行や旅行を計画されている方は5月末までにお買い求めください。
海外発券が多い修行僧は、来年に向けて計画を練る時期でしょうか???
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